第7回エムラリック作品展 松島りかの作品

私好みのスタイル

最終日は私、エムラリックの松島りかです。
埼玉県本庄市在住、子供2人は昨年自立し、現在夫と二人暮らし。
お互いの自由を尊重して仕事と趣味に勤しんでいます。

趣味は春の山菜に始まり、冬の柚子に終わる「〇〇採り、〇〇狩り」からの「ひなびた温泉」満喫の旅ですが…。
今年は、産直果物のお取り寄せに万進しています。
(6月は山形のさくらんぼを発注済です。)

2020年 WEB展示会の作品について

私のテーマは、私の「好き」を表現しながら、生徒さまに満足して頂ける「見本」を制作すること。

「これ創ってみたい!」
「これにチャレンジしてみたい!」
「日常の食器にこれを使いたい!」

私の作品の中から、そんな声が出てくれば良いな。

そんな風に思いながら、にやにや顔でぶつぶつ独り言を言いながら(笑)器と転写紙を選び、その転写紙を活かす技法を使った作品に仕上げてみました。

エムラリックは、ちょっと変わったポーセリンアート教室です。

習い事としての体裁は大事にしつつも、まずは生徒さん1人1人の「好き」を最優先にレッスンプランを組みます。

今までの生徒さま作品をご覧になってくださった方はお判りでしょうが、だから同じ器や同じ柄でも仕上がる作品は十人十色になるのです。

ですが「好き」を優先すると言っても、好き勝手に創る訳ではありません。

好きなモノを創るときに必要になる技術や基本知識、経験の中で上達していくスキル。
そういうものが自然と身につくように、カリキュラム化を図っています。

1つ目の作品づくりに取り組んで頂く中で、技術が自然と身につきます。
その技術が基盤になり、次の技術と組み合わせる事で、もう少し高度な事が出来るようになります。

出来なかった事が出来るようになり、出来るようになった事を活かせる作品を創りたくなってもらう。

教室をOPENしたばかりの頃は、このバランスを取る事が本当に難しくて色々と悩みました。
ですが、生徒の皆さんやお仕事関係の皆さんに支えられる中で辿り着いた今のスタイル。

「好きこそ物の上手なれ」

これが、私の中でしっくりくるスタイルに定着しつつあります。

2020年のカリキュラム見本として

昨年から充実を図り始めたカリキュラムレッスンと「追いかけっこ」のような勢いで、レッスンに励んでくださる皆さまに。

先ずは今年後半の見本となる技術的な作品を作り上げました。

ネームの入れ方(転写紙他)


プレゼントで喜ばれるカップ&ソーサーへの名入れは、ポーセリンアートの得意技です。
筆記体の英字の組み合わせ方やその他の文字入れについて学びます。(見本は gibaus moon cafe)

自分で創ったモノを人にプレゼント出来る喜びって、本当に素晴らしいんですよ。

「誰かのため」という目的が出来ると、創作意欲も湧きますし、プレゼントした時のリアクションを想像しながら作品づくりに集中する事も出来ます。

ひな人形

お好きな転写紙の組み合わせでおひな人形に着物を着せるように転写紙を貼っていきます。
扇皿は金無地転写紙の全面貼りにレース柄を追加していますが、こちらの色柄も選べます。

赤いフェルトを毛氈替わりに使ってもおしゃれです。
髪やお顔は絵具で描きます。
心配な方は顔なしも可能ですし、遊び心をもってリーゼントや学生服を着せる事も…出来るかな(笑)なんて思っています。

この技術があれば、食器に限らず色々なモノに絵付けを楽しむことが出来るようになるはずです。
※焼成に問題のない材料であれば。

ラスター彩色

英国風ティーセット トリオ制作

これは私のヴォーグの講師認定の卒業制作品で、転写紙と塗り、金彩の組み合わせです。

ティーセットのカップとソーサーの全面貼り

カップ、ソーサー共に全面貼りします。

ガラスの全面外貼り

ガラスの特徴を活かした転写紙貼り。
柄を替えるとガラッと印象が変わります。

酒杯の全面外貼り

グレーレース柄のワイン杯も制作したのですが、撮影直前にトラブルでテーブルから落下…(涙)
(テンションがガタ落ちになったのは言うまでもない裏話です。)

無残な破片はアトリエでご覧ください。

無地転写紙を使ったお茶碗の全面外貼り

無地転写紙の全面外貼りは最終段階です。

さて、見本はここまでです。

ここからは技法はともかく私の趣味の作品を制作しました。
使いたい転写紙で創ったガラス器を愉しみました。

庭でシャンパンランチ

ウサギのフィギュアが入ってますが、小さな料理やフルーツ、お菓子を入れて使います。
後ろのシャンパングラスにもお揃いのカリグラフィーを入れてます。

ベルサイユ宮殿?セット(ぷっちーさん命名)

普段使いのガラスティーポットを壊したので(よく壊します)今年は行けなかったバラ園風に。
カップの持ち手上に金色のリボン模様をつけた超ラブリーなセットです。
シャンパングラスのおしゃれライン、測ってないのに180㎖線になっているのが私らしいと・・・。

作品展について

私にとっての作品展は、回を重ねるごとに意味合いが変わっていきました。

とにかくやってみた第1回、本庄市でできると飛びついた第2回&第3回。

3回目の作品展後、2017年2月に太田市のフラワーアレンジメント歴25年の松村小百合先生とコラボレーションの作品展を開催させていただき、4回目の作品展から内容がガラリと変わりました。

あの「花と器展」のお陰で、私の展示会に向かう気持ちが変化したことは忘れません。
松村小百合先生にうまく感謝の気持ちが伝えられたか、いつも思い返します。

花と器展の松村小百合先生のディスプレイ

2015年 2月第1回作品展 山崎酒造さま開催

2015年5月第2回と2016年5月第3回作品展 本庄市役所ロビーにて庄市民文化展に出展
実は有孔ボードが嫌いで、小さい頃の怖い夢に出てきてからトラウマです(笑)

2017年5月 第4回作品展 根来珈琲さま開催
有孔ボードから解放された初の単独開催作品展です。

 

2018年6月 第5回作品展 根来珈琲さま開催
この回から会場で体験会を開催し、早川さん、小倉さんとポーセリンアートとの出会いの場となりました。

2019年5月 第6回作品展 ホテルモンテローザ太田さま開催
会場が広くて、作品写真は1枚には収まりません(笑)

WEB作品展について

第7回作品展(初オンライン作品展)
本来であれば、例年のように会場を準備し、皆さんの作品を実際にお披露目する会でありたかった事は言うまでもありません。

新型コロナウイルスが世界中で感染拡大していく中、それでも6月にはどうにか落ち着いていて欲しい。
そんな願望を抱きつつも3月を迎え、事態は終息するどころかこれまでの日常生活が否定されるような事態に。

今年は展示会が出来ないかも…そんな事も頭をよぎりましたが、
ここ数年 教室の運営にアドバイスを頂いている市川さんとも相談し、WEB開催の選択肢を模索し始めました。

オンライン開催を決めたのは、志村けんさんがお亡くなりになった3月末です。
様子を見ながらも、約1ヶ月悩み抜いた上での決断でした。

次は、開催方法の変更をいつ生徒様達にお知らせするか?
「緊急事態宣言」に合わせることに決めて文章を作成し、予定通り4月7日にご連絡しました。
開催方法の変更の連絡をグループLINEに投稿した瞬間、予想もしなかった会社員時代以来の胃痛に襲われ…深呼吸して痛みを落ち着かせていたんですよ(笑)

本当に悩み、どうすれば良いか?を考え続けた1ヶ月間でした。

私自身、ネットに詳しい訳でもなく、どうすれば生徒さんや閲覧してくれる方に満足して頂けるカタチになるか?
写真だけでは伝わらない。もっと作り手の皆さんに焦点が当たるようにするにはどうしたら良いか?

悩み、相談をしていく中で、今回のカタチに落ち着きました。

ですが、そんな風に悩む日々の中で、ご参加頂ける生徒さん達への詳細説明がおざなりになってしまった事。

私自身、初めてのWEB展示というテーマでパニックになってしまっていたとはいえ、ここは本当に反省点です。
嫌な気持ちになってしまった方もいらっしゃったと思います。

この場をお借りしてお詫び致します。
申し訳ありませんでした。

 

「オンラインで開催する作品展」

結果的には、とてつもない量の文章作成や写真の加工を一人作業することになり、5月中旬から身体ガチガチ&寝不足の日々を送っています。

最初の投稿下書きは「仕事の報告書っぽい」とダメだしを頂き、書き方を変えながら投稿を進める毎に少しずつコツが掴めてきました。

せっかくなので、みなさんの作品の歴史も見えるように、どんどん書き加えてしまい…。
多少ボリュームのあるページを量産してしまいましたが、こぼれ落ちる部分があるよりも、こっちの方が良いと個人的には考えています。

まだまだ、拾ってあげられていない生徒さんの想いもあったとも思いますし。

 

公開の後半から、記事に合成した写真が加わったり、インタビューに吹き出しがついたり…見た目が良くなったでしょう?

実は、市川さんにお願いして会話形式に書き換えして頂いてます。
正直、ここまでのグレードに私1人では仕上げられません。

朝起きたら「こんな感じでどうすか?」って軽い感じの連絡と共に、勝手にページが変わっていてビックリしましたけどね。

今後について

これは、私の決意表明的なモノです。

【1】このアトリエを、皆さんが安心して来られる場所にします。

アトリエに、♯withコロナ 対策として、可動式のアクリル製衝立を導入しました。
レッスンテーブルは透明のアクリル板で、最大4つのエリアに分けられます。

1回のレッスンは最大4名様となりましたが、ご参加の皆さんが安心して快適に楽しくレッスンできることが一番大切です。
現在、ひとりのアトリエで衝立の置き方と快適さの確認実験中です(笑)

小さな教室でそこまで?とおっしゃる方もいるかもしれません。

でも、私はコロナ休業の約2か月間色々考えて、最後まで残ったのは、たわいもないおしゃべりをしながらポーセリンアートしたり、ランチできる幸せです。
この楽しい時間は確保したい!という事です。

掃除が苦手の私にとって消毒場所が大きく増えましたが、世の中変わるなら私も変化に対応するぞ!と、意気込んでいます。
風通しを考慮するなら、春や秋は庭にタープを立てて「ガーデンポーセリンアート」を愉しむのも良いかも?

【2】カリキュラムを充実させます。

ポーセリンアートを始めて間もない方のための「基礎カリキュラム」を3つ整えました。
この3つをマスターすれば、先ずは楽しく、フリーレッスンでまさに自由に作品を制作できます。

次は、通常カリキュラムとスキルアップカリキュラム。
今回の作品展でご紹介した私の作品は、ほんの少しハードル高めのものも公開しました。
皆さんの追い上げが厳しすぎるからです(笑)

【3】皆さんの日常に寄り添えるカルチャースクールでありたい。

言ってしまえば、エムラリックはカルチャースクールです。
そこまで珍しい存在でもありません。

ですが、今回のコロナショックで本当に思った事は、何気ない日常を否定されてしまうような事態が、私達にとってどれだけ苦しい事か?という事。

ほぼ外出が出来ない1ヶ月と、WEB作品展の準備が重なった私にとっては、ある意味、少しだけ幸運だったのかもしれません。
(毎日、集中してやる事があったので。)
ですが、日々不便になっていく生活に、仕方がないと思いながらもストレスが溜まって行ったのは言うまでもありません。

そんな自粛期間中に生徒さんと連絡を取り合う中で「これ(作品展)があって良かった。」と言ってもらえた事。

これは、私にとって本当に喜ばしい事でした。

作品展のためにご自宅で制作作業をする時間が、リラックスや気持ちを紛らわせることに繋がって頂けたみたいです。

教室を始めてから6年。
好きな事を仕事にしたい!と、私の日常を作るために始めた教室は、誰かの日常を充実させる事に繋がるかもしれない。

今では、そう思えるようになっています。

  • 他愛もないおしゃべりや、一緒にランチを取りながらの制作。
  • 作品を創りながら、日常の嬉しい事や少しの愚痴を一緒に共有し合える空間。
  • 何気ない日常の中に、作品が完成した時の達成感と充実感を一緒に味わえる事。

そんな「普通の日常」が、早いところ戻って来てくれる事を心の底から願います。

そんな私の日常の中には、生徒さん達、皆さんの笑顔があるから。

 

今回、WEB作品展にご参加頂いた皆さん。
本当にお疲れさまでした。

WEB作品展をご覧になってくださった方。
本当にありがとうございました。

来年の作品展に、あなたの作品が展示される事を願いつつ、
「M-LaRic WEB作品展2020」を締めたいと思います。

長文に最後までお付き合い頂きありがとうございました。

2020年6月 松島りか

 

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エムラリック 本庄アトリエ
埼玉県本庄市児玉町児玉134-1

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