「トリオ」ってご存じでしょうか?
うちのあんみつ姫(娘)から質問があったので、少し書かせていただきますね。
ティーカップ&ソーサー1客と、ティープレート1枚が1セットになっているものを「トリオ」といいます。
- ティーカップ
- ソーサー
- ティープレート(ケーキ皿)
この3点セットだから「トリオ」なんです。
このトリオ↓は、どちらのブランドのモノか忘れましたが、こういうモノです。
英国でアフタヌーンティーの習慣が始まった後、19世紀後半では、この3点セットで生産されていました。
アフタヌーンティーが広まったイギリスでは、ケーキスタンドにのったお菓子を取り分ける小ぶりのプレート…つまりティープレートは必要不可欠だったんです。
ちなみにアンティークを購入する時は、トリオの方が価値があるんですよ。
私はトリオが大好きなんだけど、生徒様はカップ&ソーサーで制作することが多いです。
今は本気のダイエット中で無理なのですが、アトリエのお茶の時間に、お客様それぞれに違う絵付けのトリオをお出しして、三段ケーキスタンドにスコーンやキューカンバーサンドをのせて、豪華なおもてなしをしたいと思います。
いつになるのかしらぁぁぁ・・・。
皆様のトリオ作品
焼き芋屋さんを開業した黒川よっちさまと幸せの青い鳥のトリオ
大人気焼き芋も、もう少ししたらオフシーズン。
夏場に向けてトウモロコシの焼きの研究を始めるそうです。
焼き芋カーがとっても可愛いんですよ!
ヨガの先生のひのまきさまと足利の藤のトリオ
足利にお住まいでよっちさんのお友達。
この水彩風の藤を見つけて、ご自分のイメージしていた転写紙に出会えたと喜んでくださいました。
残った転写紙で別の器を作ってみたいとおっしゃっていました。
インタビューは恥ずかしいとも・・・(笑)
キャトルクワトンの桑子真紀さまと赤&黒のおしゃれトリオ
桑子さんは、昨年の熊谷イベントのご縁で何度か太田教室に参加していただいています。
同じデザインの色違いを作りたいとおっしゃっていました。
私も、同デザインで紫色やゴールドを作って欲しいと思います(笑)
初のトリオレッスン(ランチ付き)
トリオの普及のため、初の試みとして2020年3月から3回でトリオを制作するレストランでのランチ付きレッスンを行いました。
会場は太田市新井町のÐining ROCCOさんの個室で定員4名様。
2月に募集開始後、すぐに満席となりましたよ。
でも3月…苦難のトリオ制作会のスタートでした。
ロッコさんのパスタランチ&デザート美味しかった!(写真ないけど)
4月は会場をロッコさんから、栃木県佐野市のキャトルクワトンさんに変更して開催。
キャトルクワトンさんは、レッスン参加者の桑子さんが経営するハンバーグとチーズケーキが大人気のレストラン。
今回は、桑子さんに窮地を救って頂きました。
栃木県のコロナ発症患者の少なさと、このソーシャルディスタンスが確保できたからこそ、4月も開催できたのです。
もちろんランチは、ハンバーグ&チーズケーキ。
実は、このトリオレッスンの翌日からエムラリックは完全休業に入りました。(最北でも埼玉県なんで)
そして5月も緊急事態宣言でエムラリックは休業延長。
6月3日ようやく再開というか最後のティープレート(ケーキ皿)制作を、またまたキャトルクワトンさんで開催させていただきました。
この日は、カップ&ソーサーをティープレートに重ねたり、横に置いたりと、実際に使うことをイメージして頂きながらのポーセリンアート。
後半は、お皿に乗せるケーキを何にしようか?という妄想話で、おなかを空かせながらのレッスンとなりました。
みんなで食べた生姜焼きランチ、とっても美味しかったですよ。
初トリオレッスンについて
今回は初体験の方を想定して、1レッスン1.5時間で1つの器を作る、通常よりも時間的に余裕のある内容にしました。
始めるまでは、早くて仕上がって飽きちゃうと困るなぁと思っていたのですが、ゆっくり時間を掛けて丁寧にデザインし、転写紙を貼りつけるのも良いですね。
時間を掛けて考えたデザインは、完成度が高いです。
加えて、トリオは仕上がりの見栄えがお洒落!
だからなのか?いつものレッスンよりも、みなさんの達成感が大きいような気がしました。
企画としてのトリオ制作レッスンは、上出来だったと思います。
今後は、「ゆったりトリオ制作」として定番化します。
ゆっくりトリオを作ってみたい方は、こちらまでお問い合わせください。
エムラリックへのお問い合わせ&お申込みは、下記のフォームからお願い致します。
エムラリック 本庄アトリエ
埼玉県本庄市児玉町児玉134-1
まずはご相談くださいね。