第7回エムラリック作品展 佐藤夕美子さまの作品

食器は使い勝手重視

いつも明るい佐藤夕美子さん。
アトリエでおしゃべりをしながら、楽しくポーセリンアートしています。

好きな柄がハッキリしていて、彼女が好きそうだなと思う転写紙を当てるのは得意です。
同じようなタイミングで同じようなモノを探していることがあったり、若干テレパシー交信しているかも?
ちなみに、いつも「ゆみちゃん」と呼ばせていただいてます。

今回はWEBでの展示という事で、制作者の佐藤さんに制作の裏側や現在の日常の事をインタビューしたいと思います。

松島
松島
作品制作お疲れ様でした。
今年は息子さんの受験、卒業、その最中に新型コロナウィルスのことがあって、とても大変ですね。
やっと6月から新高校一年生の生活が始まりましたね。
はい、コロナ休みで息子がいつもいて、ちょっと落ち着かない感じでした。
昨年の後半はバタバタしていてレッスンにも思うように通えず、作品数も少ないんです。
息子にも「今回はこれだけなのか。」と言われました(笑)
佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
息子さん、お母さんの趣味をちゃんと見てくれてるんですね。
小学生の時にアトリエで作品創りにも来てくれたし、ほんとうに仲良し母子ですね。

2020年 展示会作品について

松島
松島
さて、今年の作品テーマは何でしょうか?
カタチは使い勝手重視で、デザインをおしゃれに!ですね。
四角の器は、食器棚に収まりがよくて使い勝手も良いんです。

使っていない丸皿を処分しようかと思いながら、なかなか処分できずにいますが。

佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
うんうん。わかります。
食器の処分ってなかなか難しいですよね。
丸皿が嫌いっていう訳ではないんですが、四角は、無駄がなくシンプルで使いやすいんですよね。

デザインのレイアウトもし易い?なんて思ってます。

佐藤さん
佐藤さん

「ロンドン スープチューリン」

松島
松島
蓋のタータンチェックのクロスした感じが、目を引くデザインですね。
昔ロンドンが大好きで、ユニオンジャック柄の色々なものを持っていたので、この転写紙に一目惚れです。
佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
そうなんですね。
本体の内側のハートも可愛い。
モノトーンの四角の器の中に、丸いスープチューリンが一つあって良かった。

展示作品って考えたら多少の見映えもありますもんね。

佐藤さん
佐藤さん

「夏 ガラスのサラダボール」

このサラダボールは、紺色のハワイ柄を表に白い観葉植物の葉っぱ柄を裏側に貼っています。
佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
ガラスの透明さを活かして転写紙を貼っていますね。
はい。
ガラスの特権のようなデザインですね。
佐藤さん
佐藤さん

モノトーン バターケース

松島
松島
これもシンプルでおしゃれですよね。
そう言ってもらえると嬉しいです。
直角の内貼りは初めてで、結構苦労しました。

簡単にできると思っていたのに、見た目より大変で、ギャップがありました。

佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
転写紙が薄くて扱いが難しかった作品でしたね。
でも、完成はシンプルでクールに仕上がりましたね。

使い勝手はどうですか?

この器はレンジ調理するときに、深さがあるから汁が出ても大丈夫なところが好きです。
佐藤さん
佐藤さん

ひとめ惚れ お重シリーズ

松島
松島
このカメリア柄の転写紙とお重の蓋を併せた時に興奮しましたね。
そうなんです!本当にぴったりサイズで。
元々もっていた四角のお重は、この転写紙のためにあったんだ!と思いました。

元々もっていた食器のデザイン変わる瞬間って、こんなに楽しいんだ!って思いましたよ。

佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
あの時は、その場にいたみんなで、きゃあきゃあ騒いじゃいましたもんね(笑)
去年からシックなものを制作することが多かったのですが、考えてみると、お料理を盛り付ける時にしっくりくる色やデザインが、モノトーンやシックなもののようです。

この作品は、お料理を入れて楽しめる色合いの器でお料理も楽しくできます。

佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
二種類の転写紙を上手く組み合わせて1つのカタチにしたところも良いですね。
今までの作品の中で一番手間をかけた作品がこのお重です。
本体は無地転写紙の上に柄転写紙を貼って、内側にポイントを入れました。

無地転写紙の貼り合わせが難しくて…そこは、とても苦労しました。

佐藤さん
佐藤さん

これからやりたい事

松島
松島
2020年後半は、どんなものを作りたいと思いますか?
あまり難しくないカリキュラムに挑戦してみたいと思います。

まずは「楽しく」ですかね。

佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
では、まずは今取り組んでいる基礎カリキュラムの続きからトライして行きましょう。

佐藤さんにぴったりの新しいカリキュラムも作りますからね。

あ!でも、ガラスと白磁の同柄転写紙を使ったシリーズも作ってみたいです。
佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
角皿のべた貼りカリキュラムは、今回のモノトーン柄と色無地転写紙の組み合わせで作れますよ。

一緒にプラン組んでみましょう!

はい。
楽しみです!
佐藤さん
佐藤さん

ポーセリンアートとの出会い

松島
松島
ところで、佐藤さんがポーセリンアートを始めたきっかけは何でしたか?
桐生のパン屋さんイベントの体験会で初めてポーセリンアートをやりました。
作品展の参加は今回で4回目、2020年9月で始めて丸5年になります。

私、飽きっぽいのに5年も続いている趣味は初めてです。
自分でもちょっとビックリですね。

佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
そうなんですね。
それは嬉しいです。
食器って、毎日使えるモノだから良いんだと思います。
飾るものはどうしても飽きてくるし、モノが増えると嫌になってしまいます。

毎日使う生活のアイテムを自分好みで創れるのは実用的ですしね。

あと、いきなり難しい作業がなく、自分で好きなようにできる。
決まったものを作ってくださいと言われないのが良いですね。

自由に愉しみながら取り組めるので続いているのでしょうね。

佐藤さん
佐藤さん

オンライン作品展について

松島
松島
佐藤さんは会場の作品展に3回参加しているので、会場開催の楽しさはご存じですよね?

第5回エムラリック作品展の佐藤さん作品

第6回エムラリック作品展の佐藤さん作品

松島
松島
今回、新型コロナウィルスの状況を踏まえて、オンライン作品展に切り替えたことについてどう思いますか?
色々な事の目途が立たない中でオンライン開催にしたのは理解できます。
本当は皆さんの作品をナマで見たいけど、仕方がないですよね。
佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
ご理解いただき、ありがとうございます。

本当は「今年は作品展出来ないなぁ…」って私も少し考えたんですけどね。

このままやらないのも、なんか負けた気がするからね。
よし!WEBでやろう!ってなった次第です。

作品展で使っている器は同じ材質、同じサイズの物もあるのに、作り手それぞれで作品が違うのが凄いですよね。

作品展の会場で知り合って、大人のお友達ができたのも嬉しいことの一つです。

佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
うんうん。
人の想像力で完成イメージが変わるのは、醍醐味ですよね。
何度も作品展に参加していると、毎回毎回が楽しい。
お手伝いも楽しくて、ぜんぜん苦じゃないですよ。

初めて参加した時は根来珈琲での作品展で、会場も小さくお手伝いの方も少なかったのですが、お手伝いの生徒さんも年々増えて、会場でわいわいするのも楽しいです。

作品展の用意や片付けの時は、皆さんがりかさんをフォローしていて素晴らしい。

皆さんの作品展での手際の良さが、どんどん進化している感じも凄いですもんね。
今年出来なかった分、来年がもっと愉しみです。

佐藤さん
佐藤さん
松島
松島
本当ですね。
来年は会場開催やりましょう。

佐藤さんは、四角と八角の器が大好き。
実は私も丸より角の器が好きで、角の器の種類は豊富です。

佐藤さんは、決められたことをするより思いついたアイディアを試すのが楽しいようですね。
ポーセリンアートが長続きしているのは、佐藤さんのヒラメキを実現する自由なレッスンだからかもしれません。

例えば、技術的に難しいことも「それは難しいからできないかも?」とは言わず
「じゃ、やってみましょうか?」と言います。

だから、作品つくりに苦労することもあります。
でも苦労して仕上げると嬉しさ倍増。

これからも自由に好きなデザインにトライして、可能性を広げてください。

佐藤さんのように「自分のヒラメキ重視」で器を作ってみたい方は、是非お問い合わせください。

エムラリックへのお問い合わせ&お申込みは、下記のフォームからお願い致します。

エムラリック 本庄アトリエ
埼玉県本庄市児玉町児玉134-1

まずはご相談くださいね。

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